プロテーゼを挿入し小鼻のつけ根（鼻翼基部）を持ち上げる手術です。

鼻翼基部がくぼんでいると、ほうれい線が深くなり、

口元が突出しているように見え、中顔面の影が目立ち、

疲れ顔や実年齢よりも老けて見られてしまうことがあります。

 

鼻翼基部のプロテーゼは、美容大国の韓国では、

立体的で上品な印象のお顔立ちになることから「貴族手術」とも言われています。

 

 

 

適応

 

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ほうれい線が気になる方

口元が突出している方

ヒアルロン酸注入では効果が得られなかった方

顔に立体感が欲しい方

 

 

 

手術の流れ

 

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口腔内の粘膜を左右1か所ずつ切開し、上顎骨の骨膜下を剥離しポケットを作成し、

あらかじめオーダーメイドで作成したプロテーゼを挿入します。

プロテーゼを適切な位置に固定し、粘膜切開部を糸で縫合する手術です。

 

 

 

術後注意点

 

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洗顔・シャワー：当日から可能。

（※患部は濡らさないようにしてください）

抜糸：7日後

入浴：抜糸後から可能

飲酒：抜糸後から可能

歯の治療：1ヶ月間お控えください。

メイク： 翌日から可能

（傷口のところは抜糸後2日後まで避けてください）

マッサージ・激しい運動・鼻を強くかむ等：1ヶ月間お控えください。

 

 

 

ダウンタイム

 

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※処置後の経過には個人差があります。目安としてご確認ください。

 

手術当日〜7日目までは強い腫れ・痛みが生じます。

2〜3週間で徐々に腫れがひき、浮腫は1ヶ月程で落ち着いていきます。

 

内出血が起きた場合は1〜2週間で落ち着きます。

(内出血は目の下や頬まで出てしまう可能性があります)

 

術後1ヵ月程違和感やつっぱり感を感じることがありますが自然に軽快します。

術後1週間以内に傷口に負荷がかかると

傷口が開いてしまうことがありますのでご注意ください。

 

術後すぐは、強く押したり叩いてしまうとずれる可能性がありますので、

強い衝撃を与えないようにご注意ください。

術後1ヶ月間はやうつぶせ寝はお控えください。

 

 

 

リスク・副作用

 

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一時的な痛み、皮下出血、腫れ、色素沈着、一時的な引きつれ感、若干の左右差、傷跡、感染、化膿、その他知覚異常、組織壊死、アレルギー、アナフィラキシー、プロテーゼの破損・ずれ、上唇の痺れ、小鼻の広がり

 

※手術当日のお車の運転はお控えください。

※手術後、何かご不安なことがございましたらいつでもご連絡ください。

 

 

 

下記にあてはまる方は、安全の観点から施術をご遠慮いただいております

 

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妊娠中、授乳中、妊娠の可能性があるの方

ケロイド体質の方

麻酔、プロテーゼによるアレルギーのある方

 

※今現在服用中のお薬がある方や今までアレルギー反応があった方は

必ずスタッフまでお申し付けください。

 

 

Q＆A

 

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Q．いわゆるリフトアップ系のほうれい線改善治療と、具体的に何が違うのですか？

 

A．リフトアップ系のほうれい線改善治療と鼻翼基部プロテーゼの大きな違いは、ほうれい線の原因です。

リフトアップ系のほうれい線改善治療は、主に皮膚のたるみを引き上げてほうれい線を改善しますが、

鼻翼基部プロテーゼは、鼻翼基部の陥没を底上げして立体感を出すことでほうれい線を改善します。

当院では医師がしっかりと診察をして、適切な施術方法をご提案いたします。

 

 

Q．鼻翼基部プロテーゼをしたとバレたくないのですが大丈夫ですか？

 

A．鼻翼基部プロテーゼは、口腔内の上歯茎上方を小さく切開してプロテーゼを挿入するので、

皮膚表面に傷が出来たりしないため、術後から非常にバレにくい施術となります。

ごく稀に、笑ったときなどに鼻翼部分に違和感が出ることがありますが、時間とともに緩和します。ご安心ください。

 

 

Q．プロテーゼがズレたり飛び出てしまうことはありますか？

 

A．鼻翼基部プロテーゼは、挿入したプロテーゼがズレたり飛び出してしまわないように、

適切なデザイン・サイズのプロテーゼを骨膜下に挿入し、骨膜に縫合固定をします。

プロテーゼが周囲と癒着し、被膜形成されて安定するまでは、強い衝撃など与えないようにご注意ください。

 

 

Q．鼻翼基部プロテーゼと一緒に他の鼻の整形はできますか？

 

A．鼻翼基部プロテーゼにより鼻翼幅が広がる可能性もあるので、

その場合は鼻翼縮小術の併用をおすすめすることもあります。